ブランディング

ブランディング

アーティストの活動の節目に寄り添ったリブランディング

Project Information :

篠笛奏者 佐藤和哉 アーティストサイトリニューアル

Date :

Nov 2021

Client :

佐藤和哉(株式会社幸音)

プロジェクト概要

Outline

自然との調和をテーマにしたリブランディング

 京都の嵐山を拠点に活動している篠笛奏者、佐藤和哉さん。
朝ドラ主題歌の演奏やCM出演などの経歴を持つ彼の、アーティストしての活動の転換期にマガザンに声がかかりました。

 彼のこれまでの活動の世界観を一新するリブランディングのために、佐藤さんと重ねた対話や彼の紡ぎ出す音から感じた「自然との調和」という新しい活動テーマ。

 そのテーマを表現し、彼の深層にある思想まで触れてもらえるようなウェブサイトのリニューアルを進めました。

プロジェクトの背景

Background

何度も重ねた対話の中から見えてくる、コアテーマ

佐藤さんとの会話の中で印象的であった言葉、「心の色」。
景色の見え方は、心のあり方によって決まる。そんな意味が込められた言葉です。

これまでも数々の楽曲制作や演奏を重ねてきた彼が、アーティストとしてこれから表現していきたいこと。それは、それまでの彼の活動の中心であった人工的で無機質に感じていた音よりも、
自分の心や、自然と向き合う中で生まれる音を紡ぎたいという彼の心のあり方。

そんな彼の「心の色」を視覚的に感じてもらうために、彼が頭や心に思い描いている風景をどのようにビジュアルに落とし込むかが重要でした。

 また彼の音楽家としての思考や今後の活動の方針を紐解き、ウェブサイトに新しいコンテンツとして入れ込みました。

プロジェクトのディティール

Details

自然体の姿を、見てもらうために

 リブランディングに伴い、佐藤さんの会社のサイトやオンラインサイトも合わせて制作しました。

 自然と、音を奏でる自然体の佐藤さんが共存しているような絵を意識的に取り入れました。
篠笛という伝統のある和楽器の世界観を表現するため、四季の模様や筆のタッチを織り交ぜたデザインになっています。

 また活動の方向性の転換によって新しく広がる関わりを見据え、NEWSやスケジュールといった情報コンテンツを上部に、より深く佐藤さんの活動を感じられるコンテンツを下部に配置しました。

プロジェクトの成果

Results

前を向いて、一緒に進んでいく感覚

 がらりと変わった世界観に、既存のお客様からどんな反応がくるのかサイトオープンの日にはどきりとしましたが、幸いにも情報が見やすくなった等、前向きな声が多く届きました。

 「なんだか行き詰まった。ワクワクすることがしたい。」そんな風に感じている人の背中を押すお手伝いができて、そして一緒に進んでいくことができた取り組みだったと感じています。そんな節目に関わらせていただき、非常に幸せな時間でした。

プロジェクトのチーム

Team

  • 佐藤 和哉

    篠笛奏者

  • 加藤 亜沙美

    マネージャー

  • 有光 悠希

    フォトグラファー・映像クリエイター

  • 藤本 淳弥

    シニアマネージャー / マーチャンダイザー

  • 岩崎 達也

    代表取締役 / 編集長

  • 井上 みなみ

    デザイナー / フォトグラファー

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