未来に続け、旨いメシ。京都の大衆食の魅力をみんなが再確認するためのフードフェス

- Project Information :
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未来の大衆食FES 広報ディレクション
- Date :
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Dec 2021
- Client :
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株式会社Q's
プロジェクト概要
Outline
『未来に続け、旨いメシ。』旨いメシを食べてもらうことが、食文化の未来に繋がるフードフェス
2022年1月、河原町御池のQUESTIONビルで開催された、未来の大衆食FES。(主催:京都信用金)
新型コロナの影響で観光客の足が遠のき、打撃を受けている京都の食文化。
その魅力を、みんなに馴染みのある「大衆食」を入り口にして伝えたい、という若者たちの想いから生まれたイベントです。
2週間に渡って京都市内の飲食店5店舗が日替わりランチを提供し、
会場ビル内のカフェでは京都中から集めたコップでドリンクを楽しむ体験型のコンテンツも用意。
その他京都の料理人に学ぶ親子向けのワークショップなどが開催されました。
参加者やイベントに関わった料理人が繋がり、新しいアイデアやきっかけが生まれた、
京都の食を未来に残す素晴らしいチャレンジとなりました。



プロジェクトの背景
Background
魅力の詰まった京都の食文化をもっと伝えたい
学生に愛される街角の大盛りラーメン屋。
地元ならではのメニューを提供する町中華。
そして、京都といえば日本料理屋。
沢山の食文化が入り混じり、そしてそれぞれが京都の誇る食文化。
その食文化をみんなが関わりやすくてそして食べやすい、「大衆食」にスポットを当てて伝えていくフードフェスを開催することになりました。

プロジェクトのディティール
Details
シズる感を最大限に引き出す "ロゴ、LPサイト、映像制作ディレクション、サウンド制作"
ロゴやLPサイトのデザインで意識したのは、「おいしそう」で「見ているだけで自然と楽しい気分になる」こと。
大衆食文化の象徴である提灯のモチーフを使用、食欲をそそられる暖色系の黄色をベースに、
親しみやすいシズる感と未来を想像する前衛的なタッチも含みました。
また「美味しそう」を伝えるための手段として料理中の音や飲食店の音、食べる音をミックスしてサウンド制作を行い、音による訴求方法の可能性を認知してもらうきっかけとなりました。
プロジェクトの成果
Results
食べる人も、作る人も、京都の食文化の魅力を再確認する機会に
2週間の日替わりランチは全日完売するなど、PR・集客面で大きな成果を出すことができました。
またこのフードフェスを通して料理人同士で新しいプロジェクトが生まれたり次世代の料理人の育成にもつながる等、「大衆食」の魅力を未来へ伝えていくきっかけにもなり、イベントとして成功を収めることができました。
またmagasinn.incとしても、このフードフェスの企画者である若い世代のクリエイティブを引き出しながらアウトプットを創っていく貴重な機会となりました。

プロジェクトのチーム
Team
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前原 祐作
株式会社Q's 取締役 コミュニティキッチンDAIDOKORO 店長
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三輪 恵大
カメラマン・映像クリエイター
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榎 藍香
ディレクター / シンガー
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岩崎 達也
代表取締役 / 編集長
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岸本 敬子
デザイナー・イラストレーター / 准教授
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武田 真彦
プランナー / サウンドデザイナー
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