コミュニティの力を〝音〟に変える。マガザンを表現したサウンドロゴ制作
プロジェクト概要
Outline
コミュニティの力で文化的プロジェクトを生み出すチーム、MAGASINN(マガザン)を体現するサウンドロゴ
2021年12月、株式会社マガザンのコーポレートサイトをローンチしました。
宿泊施設「MAGASINN KYOTO」のみならず、ローカルのコミュニティやアーティストと協力し、さまざまなクライアントと幅広い領域で仕事をしている株式会社マガザン。
「マガザンとは何か?」をわかりやすく、ワクワクしながら知っていただくために。
株式会社Shhh様とウェブサイト制作を進めていくなかで、たくさんアイデアが飛び交った結果、
ページが見つからない時に表示されるページ「404」にも遊び心を盛り込んだ「サウンドロゴ」をつくることになりました。
プロジェクトの背景
Background
自分たちをあらわす「音」って何だろう?
マガザンの音を想像したとき、浮かんでくる音ってなんだろうか?
地域のひとが集まるコミュニティ・スペース、いろんなひとが泊まりにくる宿、作家やアーティストが作品を発表するギャラリー。
そこには必ず「人の声」があります。
マガザンに集まる人の声が重なり合って、響き合う。そんなサウンドが、マガザンを表現する「音」になると考えました。
プロジェクトのディティール
Details
この場所から聞こえる音を録音して、ひとつのサウンドに。
マガザンメンバーをはじめ、町内のご近所さんたち、登下校にやってきた子どもさん、プロジェクトに関わるクライアントさん、たまたま泊まりに来てくれた方、などなど。
みなさんに「マガザン!」と言っていただき、その音をまぜまぜして、あっという間にサウンドロゴが出来上がりました。
また、「編集する」というキーワードも表現したいと考え、ペンで描く「スススッ」という音、本を読む時の「ペラっ」という音もサウンドの一部に盛り込みました。
プロジェクトの成果
Results
自分たちのサウンドロゴもつくってみたい!サウンドロゴの依頼に発展
チームや企業、あるいは自分自身を表現する手法として、サウンドロゴ制作の依頼をいただくようになりました。
サウンドロゴの制作には、ヒアリングとリサーチがとても大切です。
ただ単に面白い音や気持ちの良い音はつくることはできますが、「ユニークさ」「アイデンティティ」を感覚的に表現するためには、音にもストーリーが必要です。
また、サウンドロゴの制作から発展し、その空間のBGMや映像の楽曲へと展開できるため、より柔軟で活用しやすい成果物として機能しています。
マガザンでは、Podcastで配信している「マガザンラジオ」でサウンドロゴを使用し、店内BGMとしても聴くことができます。
プロジェクトのチーム
Team
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武田 真彦
プランナー / サウンドデザイナー
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岩崎 達也
代表取締役 / 編集長
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重松佑
株式会社Shhh
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宇都宮勝晃
株式会社Shhh
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