ブランディング

ブランディング

百貨店のあらたな挑戦を装飾でサポート。長期伴走型のシーズンキャンペーン装飾制作プロジェクト

Project Information :

イセタンシーズナルセレクション シーズンキャンペーン装飾制作

Date :

Mar 2019

Client :

ジェイアール西日本伊勢丹

プロジェクト概要

Outline

コンセプトは「ギフトコミュニケーションショップ」。ギフトを起点に人とのつながりの尊さを発信する、ショップのキャンペーンビジュアル・キャッチコピーを制作

大阪は梅田の駅構内にあるファッションビル「ルクア1100(イーレ)」。その1階にある「イセタンシーズナルセレクション」のシーズンキャンペーンビジュアルとキャッチコピーの制作を2019年から担当しています。

ショップのコンセプトは「ギフトコミュニケーションショップ」。陽気さと、大人カワイイ感覚がいっぱい詰まったマルシェのような店内に、楽しさ・面白さがあふれる雑貨アイテムや、スイーツ、お花など、ギフトを軸に多様なアイテムを取り扱っているショップです。

母の日やクリスマスなど、年に10本ほどあるシーズンキャンペーンごとにショップが伝えたいメッセージを紐解いていき、言葉と絵に落としていく作業を通じて、社会とリアル店舗のあり方に向き合い続けているプロジェクトです。

プロジェクトの背景

Background

オンラインでいつでもどこでも便利に買い物ができる現代。リアル店舗だからこその提供価値とは何だろう

かつて、この場所には「JR大阪三越伊勢丹」という新しい百貨店がありました。現在は「ルクア1100」としてファッションビルに生まれ変わり、そのなかに「イセタン」ショップがテナントとして入居し、いまの形になっています。

こうした背景から、「イセタンシーズナルセレクション」は百貨店の強みである品揃えや提案力、おもてなしの質をベースにしながら、百貨店発想にとらわれない売り場づくり、商品の見せ方・伝え方へのチャレンジが求められていました。

加えて、客層も若返りデジタルネイティブ世代がターゲットに。この状況下で、リアル店舗としてどのような売り場をつくっていくべきか。バイヤーたちは前例のない問いに向き合っていました。

プロジェクトの発見

Discover

徹底的にギフトを提案。デジタルがどれだけ普及しても、人とのつながりを大切に想う気持ちは変わらない

行き着いた答えは、ギフトを起点に展開していくショップでした。

百貨店では、たとえば靴や食料品といったアイテムや年代ごとに区切って売り場をつくることが一般的ですが、「イセタンシーズナルセレクション」ではその枠組みを取り払い、「ワクワクしながらギフト選びができるショップ」として、服飾雑貨やアクセサリー、スイーツ、花などアイテム横断で提案するショップへと生まれ変わりました。

そのなかで、売り場を彩る装飾に関してもショップのコンセプトに則ってつくっていきたいというバイヤーからの要望を受け、シーズンキャンペーンのテーマに沿って「イセタンシーズナルセレクション」のためだけに装飾を誂えるプロジェクトへとつながりました。

プロジェクトのディティール

Details

時勢とシーズンごとの気分をビジュアルとコピーに乗せて

2020年 クリスマス

2021年 アーリーサマーFES

2021年 NEW LIFE!!

2021年 秋を楽しむ

2022年 バレンタイン

2022年 父の日

2020年 夏のごあいさつ

2020年 ロハスマルシェ

2021年 母の日

2021年 春ギフト

プロジェクトの成果

Results

リアルだからこその体験価値を。やれることは、まだまだ沢山あるはず

お客様からの「可愛い!」という声や、装飾を見るために来店されるケースもあったと伺っています。

また、ギフト購入の件数・金額アップにもつながっていることから取り組みに対する一定の成果が見られるほか、「イセタンシーズナルセレクション」オリジナルのギフトタグ制作や、クリスマスカタログ制作に展開するなど、ショップ全体のブランディングにも資する取り組みへと発展しています。

プロジェクトのチーム

Team

  • 藤本 淳弥

    シニアマネージャー / マーチャンダイザー

  • 岸本 敬子

    デザイナー・イラストレーター / 准教授

  • 岩崎 達也

    代表取締役 / 編集長

  • 武田 真彦

    プランナー / サウンドデザイナー

  • 榎 藍香

    ディレクター / シンガー

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