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《予告》特集 副産物 〜主役になる副産物たちと、その新しい生態系について〜

 

ISSUE10 
特集 副産物 〜主役になる副産物たちと、その新しい生態系について〜
A little Innovation by Byproducts.

期間:2018.2.20 – 4.30 ※予定変更有

美術作家・アーティストによって日々営まれる創作活動。そして創作活動から生まれる様々な「副産物」。
京都で生まれた、副産物を起点に新しい生態系をつくる「副産物産店」による、アートとアップサイクルの間でうごめく活動を特集します。

発起人の「只本屋」と 「kumagusuku」 を共同編集に迎えて、展示・販売やワークショップを通したムーブメントの息吹を体験いただけます。

お泊まりの方もそうでない方も、この実験的滞在型メディアへ、ぜひ遊びにお越しください。


共同編集
副産物産店
kumagusuku
只本屋

【副産物提供作家】
Antenna
池田剛介
宇野湧
浦田千晶
笠間弥路
川田知志
楠井沙耶
黒川岳
小林椋
小松千倫
佐々木萌水
鮫島ゆい
嶋春香
島村鼓
田中秀和
堂本佳澄
成田舞
野村由香
長谷川由貴
林大作
平田万葉
藤田紗衣
福森美紗子
福本早侑里
堀井ヒロツグ
前谷開
松平莉奈
宮木亜菜
村上美樹
森太三
森川彩夏
森山佐紀
八木良太
ヤノベケンジ
矢津吉隆
山田毅
山本紗佑里
山本知穂
湯本祐生
吉田桃子
吉野央子
和田理
陸瑋妮

【副産物採取場所】
ウルトラファクトリー
punto
GURA
京都精華大学
京都造形芸術大学
京都市立芸術大学
HAPSスタジオ

 

副産物産店とは

副産物産店は山田毅(只本屋)と矢津吉隆(kumagusuku)が考案した資材循環のための仕組みであり、ものの価値、可能性について考えるプロジェクトです。2017年、京都のアーティストのアトリエから出る魅力的な廃材を”副産物”と呼び、回収、販売するプロジェクトとして開始しました。

画家の絵の具のついた道具や彫刻家の加工した素材、版画の試し刷りや陶芸の試作品など、作品(主産物)の制作過程で生まれてくるそれらの”副産物”は、アトリエの片隅に置かれいずれは捨てられる運命にあったモノたちです。

しかし、作家の感性から副次的に生み落とされたそれらのモノたちに敢えてスポットを当てることで、作品単体では見えてこなかったアーティストの新たな魅力が見えてくるかもしれません。

 

また、それは同時にものづくりの現場から出る廃材の問題をポジティブに捉え直す試みでもあります。私たちは、作品と直接的に結びつくイメージを持った”副産物”だけでなく、アーティストなら誰しもが使う合板や角材、塗料やブルーシートなどの廃材にも可能性を感じています。それらはそのままでは流通させることは難しいですが、加工品として、例えば家具や什器にすることで販売することが可能ではないかと考えています。

 

そして京都には、数多くの作家アトリエだけでなく、芸術系の大学や、建築、デザイン、工芸などのものづくりの現場が多く存在しています。それらと連携することでより多種多様な副産物に出会うことができ、そういった地の利を活かした京都ならではの試みとして副産物産店を育てていきたいと思っています。

 

副産物の種類について

1. 副産物(ふくさんぶつ)

副産物産店における副産物とはものづくりに関連する主産物(作品、展示造作物、アトリエ設備など)を制作する際に副次的に生産されるもの、またはすでに主産物としての用途を終えて不要になったものを指す。

サブカテゴリー

a.作品関連(試作品、失敗作品、廃棄作品)

b.素材関連(木材、余った塗料、樹脂など)

c.モチーフ(映像作品の大、小道具など)

d.道具関連(筆、塗料缶、ブルーシート、重しなど)

f.その他

 

2. 副産加工品(ふくさんかこうひん)

副産加工品とは副産物を主な材料として生産される加工品のこと。副産物を使った家具やプロダクト、またはペンキを塗った合板など、副産物に少し加工を加えた素材なども指す。

サブカテゴリー

a.派生制作物(はせいせいさくぶつ)

アーティストが作品制作のための環境をつくる時に、その制作の用途に合わせて制作するオリジナルの制作物がある。例えば、作業台やジグ、道具、道具棚、保管箱など。それを副産物産店でリサーチし、再制作したもの。

 

メンバー紹介


山田 毅
やまだつよし/只本屋 代表

1981年 東京生まれ。2003年 武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科卒業。現在、京都市立芸術大学大学院博士後期課程在籍。映像表現から始まり、舞台やインスタレーションといった空間表現に移行し、ナラテイブ(物語)を空間言語化する方法を模索、脚本演出舞台制作などを通して研究・制作を行う。2015年より京都市東山区にて「只本屋」を立ち上げ、京都市の伏見エリアや愛知県名古屋市などで活動を広げる。2017年に矢津吉隆とともに副産物産店のプロジェクトを開始。現在、作品制作の傍ら様々な場作りに関わる。

■ 只本屋 website : http://tadahon-ya.com/

 


矢津 吉隆
やづよしたか/美術家、kumagusuku代表

1980年大阪生まれ。2004年京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。京都造形芸術大学非常講師。大学卒業後、2006年までアーティストグループAntennaで活動したのち独立し、京都を拠点に美術家として活動。立体を中心に様々な素材を用いてインスタレーション作品を制作。2013年の瀬戸内国際芸術祭のプロジェクトにてkumagusukuを発表。2015年1月に京都市中京区にKYOTO ART HOSTEL kumagusuku を正式オープン。現在、アーティスト活動の傍らアートを通した様々な事業に関わる。

■ KYOTO ART HOSTEL kumagusuku website : http://kumagusuku.info/

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