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アート特集に寄せて | 共同編集者 クマグスク代表 矢津吉隆

京都が日本有数のアートの街だということは意外と知られていません。

芸大美大を卒業したばかりの若いアーティストから、海外でも名の知られた有名アーティストまで、たくさんのアーティストが京都には住んでいます。誰しもが思い描く、寺社仏閣や伝統文化という既成の京都イメージから視線をずらして、少しだけ裏側を覗き見てみると、そこには寝る間も惜しんで制作に没頭するアーティスト達の生の姿が存在します。

全身を粉塵にまみれながら樹脂を研磨する女の子、漆の塗りと磨きを鏡面に至るまで繰り返す男、コンマ1ミリ以下の精度を求める木工作家、レンダリング待ちの数時間で睡眠を貪る映像作家、撮影のためにひたすら天候を待ちつづけるフォトグラファー、丑三つ時のアトリエで絵と向き合い続けるペインター、徹夜明けの空を眺めながら煙草をふかすスタジオ仲間達、搬送トラックに作品を積み込み少し寂しそうにトラックを見送る彫刻家…。

そんな日常に出会えるのも、また京都です。そして、こんな奴らがいるからこそ京都は面白い。

今回のアート特集では、そんなアーティスト達の姿を通してコンテンポラリーな京都のアートを知っていただければと思っています。

KYOTO ART HOSTEL Kumagusuku 代表 / 美術家
矢津 吉隆

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